2007/08/17

貢献するということ

たとえば、朝満員電車に乗るとき。
ちょっと人と触れただけで、信じられないほど厭な顔をする人がいます。
普通に考えたら、その車両に乗っているはもちろん、同じ列車に乗っている人、おそらくは同じ時間帯に電車に乗っている全員が同じ思いをしているのです。
でも、かわいそうなことに、その人の人生には自分以外存在しないのでしょう。

いやな顔にも2パターンあります。
あえてすごくいやな顔を相手にしてみせる人。
もう一方は、ぶつかった相手に見えないところでもお構いなしにいやな顔をする人。

相手にいやな顔をしてみせる人というのは、おそらく「世の中の人は全員が敵」と思っているのでしょう。
とにかく、相手に見えようが見えまいがいやな顔をする人は、とにかく自分が不満を持っているということを何かにぶつけなければ気がすまない人でしょう。
そういう人と一緒に暮らすというのは大変です。
相手が不満顔ばかりしていたら、対抗措置として自分もそういう顔をしなければ生きていけません。
顔は人の人格を表すとしたら、悲劇です。
人格まで変わってしまいます。

そういう人間ではなくいられる自分は幸せだなあ、と思います。
満員電車の中のそういう不快な顔を見るたびにそう思ってしまいます。

つくづく、ひとって日々共同作業しているんだなあ、と思います。

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