2007/08/06

日本のアニメ

最近すごくはまっているものがあります。

それはなんというか、「ベルサイユのばら」です。
なんでこんなことになってしまったかというと、原因は住んでいる団地が一斉外装工事をしたためです。
外装工事で足場を組まれてしまったために、ベランダも囲まれてしまい、設置していたパラボラアンテナも向きを変えられてしまったのです。
これでおれの生活に密着していたスカイパーフェクTVが見られないという緊急事態になってしまいました。
で、どうしたかというと、自宅まで引き込まれていたひかりoneインターネットのTVサービスに加入することにしたのです。

スカイパーフェクTVにはなんの恨みもありませんが、解約の浮き目に遭ったのです。

で、ひかりone。
スカイパーフェクTVとの最大の違いは、番組単位で契約できず、ケーブルテレビのパッケージのように、あらかじめ用意されたチャンネルを見なければなりません。
KIDSステーションなるテレビ局は、基本的には単発チャンネルとしては契約する可能性が低い相手だったと思いますが、映るからには見てしまうのが人間というものです。
深夜23時からやっていたのが「ベルサイユのばら」でした。

なにがすごいといって、そのストーリー。
信じられないような事件の連続で、激しく場面が動きます。
アメリカのドラマでノンストップ・サスペンス、ローラーコースター・スリラーといったジャンルがありますが、まさるとも劣らない展開で目が離せなくなっています。
興味を持って調べてみると
テレビ放映時期は1979年スタート だそうです。

なんと、1970年代からこんな恐ろしいアニメを子供向けに制作していたとは驚きです。
日本のアニメ・コミック文化は世界に誇るものだというのがよくわかります。
こういう文明は、未来永劫日本以外から決して出現することはないでしょう。

とにかくオスカルがモテることモテること。
男女を問わずすごい人気です。

アンドレとロザリーがオスカルを愛してて、そのオスカルはフェルゼンを愛してて、フェルゼンはマリーアントワネットと不倫中。
しかもマリーアントワネットの旦那は鍵作りに夢中。

登場人物の複雑なからみ合いは、古くは「ダラス」、最近では「デスパレードの妻たち」に通じるものがあるといえるでしょう。
前回は、ロザリーが母の仇討を決意していたポリニャック夫人が、実は生みの母だったことが判明。
ポリニャック夫人は、自分の野心のために11歳の娘シャルロットをロリコン公爵に嫁入りさせようと画策しますが、シャルロットはそんな変態結婚に耐えられず発狂して自殺。
ロザリーにとっては、その意地悪な娘シャルロットは扇子を投げ付けるほどそりが合わない相手だけど、なんと自分の血を分けた妹だったと知って号泣してしまいます。

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは、まだ女性がマイノリティだった70年代に日本が生んだスーパースターです。
アンジェリーナ・ジョリーがララ・クラフトを演じるはるか前に、日本のコミック・アニメ界はさらに人間性・カリスマ性にあふれた女性を誕生させていたのです!
(なぜか力説)

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