魔力の女 (講談社文庫) (文庫)
グレッグ アイルズ (著), Greg Iles (原著), 雨沢 泰 (翻訳)
アマゾンの書評でも、酷評が2本掲載されてました。
とにかくひどい本です。
一言で表現して荒唐無稽。
その文章力と、流れるようなリズム感で一気に最終ページまでは読ませてくれますが、だからといって読後感がさわやかなわけではなく、読んでいるときにもこの作家お得意のハラハラドキドキも少なかったような気がします。
なんといっても無理のある設定、そして現実味のないエピソード。
セクシーなサスペンスのマニアでないなら手に取らないほうがいいでしょう。
飛行機の中で気軽にストーリーを追うなら最適の本かもしれませんが、ほかにも読みたい本がたくさんあるなら、その中で一番最後に回すことをお勧めします。
2007/08/17
【今日の読破】魔力の女
ラベル: 今日の読破【アメリカ小説】
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