2008/08/29

見えてきたハゲの習性

前回の乱数表の続きです。
8/11/2008 0 0 1155 0
8/12/2008 0 0 0 0 1155 1155
8/13/2008 0 0 0 0 1885 730
8/14/2008 0 0 0 0 2043 158
8/15/2008 0 0 0 0 2126 83
8/16/2008 0 0 0 0 2126 0
8/17/2008 0 0 0 0 2209 83
8/18/2008 0 0 0 0 2360 151
8/19/2008 0 0 0 0 2767 407
8/20/2008 0 0 0 0 3234 467
8/21/2008 20 20 0 0 3760 526
8/22/2008 20 0 0 0 4142 382
8/23/2008 40 20 0 0 4152 10
8/24/2008 40 0 0 0 4376 224
8/25/2008 40 0 0 0 4376 0
8/26/2008 380 340 0 0 7500 3124
8/27/2008 380 0 0 0 8019 519
8/28/2008 380 0 0 0 8254 235

8月26日から一気に増えているのは、無線環境をそれほど使えず、ほとんどが3Gでやりとりすることになった遠征が入ったためです。
さらに言うと、1日金額のチェックも入らなかったために、8/26日は1日で3124円も増えてしまったのです。
という事情であるため、25日、26日は半額の1563円平均と考えることにしましょう。

ですが、とにかくパケット料金は高い。それが第一印象。
確かに、3Gを止めておくことによって、かなりのパケット料金が節約になるという事実は見えてきました。
これだけパケット節約を心がけて思ったこと。

それは
「結局、マックスまで使ってしまうのが最大の節約」
という真実でした。

やっぱり、iPhoneというマシンの特徴は、データを持ち出すことにつきます。
そもそも、iPodのコンセプトもそうではなかったでしょうか。
家の音楽すべてを持ち出してしまおう。CDを1枚2枚持ち出してなにがおもしろい?
そとでも家にいるのと同じような音楽環境を実現したのがiPodです。

iPhoneは電話を持ち出すというだけではなく、音楽や映画といったエンターテイメント、そしてPC(マック派はコンピュータと呼びますか)と電話に代表される情報をすべて持ち出す。それがiPhoneのコンセプト。
情報の流れを止めて何がiPhoneか!?

批判ごもっとも。

しかし、おれはさらに実験を続けます。
真実が見えているのになんで?

支払い金額のため?
いいえ。あらたな真実を見つけるためです。携帯電話料金のからくりを知ることで、ビジネスチャンスを探るという意味もあります。

これまでにわかった事実。
1.(だれでも知ってることかもしれませんが)パケット定額になれば、実際の利用料金よりも請求金額は小さくなる。
なので今8000円代のパケット料金ですが、実際は請求がこないとわからない。おそらくまだ上限までは余裕があると思われます。
2.確かに3GをoFFにすると節約になる。
3.safariなどバックグラウンドで動くシステムがパケットを消費している可能性が高いので、わずかではあるがそれを止めておくことによって節約になる。
4.受信するメールもかなりの料金になる。

ふむふむ。
打倒ハゲ。見えてきたね。

2008/08/19

乱数表

日付   通話 mail パケット
8/11/2008 0 0 1155
8/12/2008 0 0 0 0 1155 0
8/13/2008 0 0 0 0 1885 730
8/14/2008 0 0 0 0 2043 158
8/15/2008 0 0 0 0 2126 83
8/16/2008 0 0 0 0 2126 0
8/17/2008 0 0 0 0 2209 83
8/18/2008 0 0 0 0 2360 151

一見、スパイが使うような乱数表に見えないこともありませんが、実はこれ、ソフトバンクでiPhoneを使った実際の利用料金にあたります。

で、みづらいですが、右が差額です。
つまり差額ということは前日に使われた実数ということになります。

注目は、メールも通話もない人間であるということではありません。
確かに友達は少ないし、極力ソフトバンクの携帯以外にはかけないようにしているのは事実ですが、重要なのは一番右のパケット利用料金です。
休みが入ったことでかなり安くはなりましたが(3GをOFF)、昨日から仕事がはじまったとたんに150円台復活。これだと基本的にパケット定額のほぼ上限を使うことになってしまうわけです。

実験は結果の綿密な検証あるのみ。
検証、検証、また検証。
で、3GのOFF時間を極限まで伸ばした結果、この5日間の平均は91円でした。
単純に30倍したら2500円。

うん。これならかなり安くなったとの実感を持つことができるでしょう。
これからもまだ続けてみましょう。

実験、実験、また実験。
でも、この実験を続けられる人間って、携帯持ってる意味あるのかな?

2008/08/14

日付が出ない

あいふぉなーとなって1ヶ月。
日付が表示されなくなってしまいました。
いろいろといじってはみましたが、なかなか復旧しないので断念。

簡単にわかる方法があれば教えてください。

それはそうと、実験記録。
パケット料金をなんとしても5785円未満に落とすことで、月額料金を下げてみたいと考えています。では、どこを縮小させることで安くできるのかを模索しています。

いまのところやってみたのは、3G通信のカット。
無線エリアにいるときはそうして、無線以外のエリアに限って3Gの通信を可能にしています。

その結果、初日は1155円。
ちなみに先月の集計結果は655021円だそうです。
なんとなんと65万円です。
いかに通信に特化したマシンかよくわかります。

この通信用端末を5785円までパケットを抑えるのだから並大抵のことではありません。
では2日目以降は...
と思ったら、なんだー?
昨日は更新されることなく終了。
本日、2日分のパケット料金が判明しました。

結果、2日間で735円。
一気の減少を実現しました。それにしても、一日平均368円というのは思ったよりも厳しい数字です。1ヶ月で1万1000円を超えてしまうのですから、結局のところはパケット定額の範囲になってしまうのですから。

ただし、日によって使い方はまちまちなはずで、それをしっかりとチェックしないと正しい結論は導きだせません。
なのでもう数日実験を続けることが決定しました。

ところで、もう一台のメール料金はというと、2日間で51円。こちらは想定内ではありますが、工夫できるところは工夫する必要があります。
実験続行です。

CSIのギル・グリッソム同様、実験オタクと呼ばれようが実験、実験また実験です。

2008/08/12

実験記録

あいふぉなーとなって1ヶ月。
最強のモバイル端末の弱点を克服すべく、いよいよ実験を開始しました。

実験期間1日。
弱点とは、費用はどうしてもこれだけかかってしまうのか、です。
なんとかパケット定額フルを低料金で使ってみたい。

で、やったことというと。
Fon加入で外でのインターネットも極力無線で。
無線エリアでは3Gをオフに。

さてさて、それでどれほどパケット料金が安くなっているのでしょうか。
そして結果はというと...。

8/11-8/11
パケット料金はなんと1155円!!
1日で1155円です。
ということは、わずか5日で上限になってしまうことになります。

本当でしょうか。
...がっかり。

でも言い訳としてはいくつかあります。
まず、初日は間違えて屋内でも3Gを使ってしまいました。
それから、3Gでメールを送る際に、Gmailを使ってしまったのが1回。

googleはAjaxを使いまくるシステムのため、水面下で常時リロードと送受信を繰り返しています。そこでパケットを使ってしまうとかなりの水準になってしまうということでしょうか。

それにしてもパケット数はどれほどだったのでしょうか。
計算すると、1155円は1パケット0.084円ということを基準とした料金設定。1パケットは128バイトというふれこみなので、計算すると約1.76Mのデータ料だそうです。そんなに通信したかなあ。
この続きは明日また計算してみることにしましょう。

さてさて、もう一台契約している通常の3G携帯とは、iPhoneが相手だとメールが無料にならないのでSMSを使っていましたが、この実験中はSMSが使えないためにS!メールを使うことに。その結果、1日のメール利用料金は21円でした。
とすると1ヶ月のメール利用料金は600円に。ここはなんとか400円に抑える予定でしたが、そのあたりも計算していく必要がありそうです。

こんなにシビアに携帯料金のことを考えたことはなかったので、ちょっと細かい話ですがいい経験になりそうです。

2008/08/11

iPhoneのビジネスモデル

今朝の新聞(日経なんちゃら)に
「iPhone旋風減速」
といった記事が掲載されていました。

ヘビーユーザにとっては最高のおもちゃだけど、敷居が高く一般に広まって行くには「絵文字メール」「お財布ケータイ機能」などがないことで、購入を見送る人が多いことが原因になっているのではないか、などと言われていました。
確かに、賛否両論あったiPhoneですが、結果としては否定派が優勢という状況といっていいのではないでしょうか。

ハードウエア。ソフトウエア。そしてサービス。
ITの時代になって、この三つがそろってはじめてブレイクする時代になりました。
iPodはどうかというと、ハードウエアはiPod。ソフトウエアは音楽。そしてサービスはiTunesと確かに3つのすばらしいものがあっての成功です。
では、iPhoneはどうでしょうか。
ハードウエアのおもしろさは抜群です。間違いなく、これまでの携帯電話やPDAといった情報端末のすばらしさをすべて超えたものです。
ソフトウエア。
ここに一つの問題が生じます。
アップル主導で、絶対に手放さなかったAPP「アップルアプリケーションストア」のため、自由なアプリケーションが一切育たないのです。

どんなアプリケーションを作ってもアップルがOKしないと広がらない。
ドコモのiモードが広がったのは、オフィシャルのアプリケーションを公開するにはドコモの許可が必要だったものの、勝手に配布するぶんには一切許可は要らなかったためです。

サービス。ソフトバンクはソフトバンクでiPhone用にいろいろなアイディアを出しています。でも、実際のところはアップル主導でなかなかユーザに伝わらないのが実情です。

ジーパン禿ががんじがらめに管理しようとするため、商品の良さが伝わる速度を遅くしてしまっています。

一方、アメリカはというと、web、safariという共通言語からiPhoneを広めています。
そこから広がるiPhoneの世界は、発売後1ヶ月とは思えないほどの早さで広がっています。
オリンピック情報。
アメリカのサイトで見た速さは、日本の比ではありません。それは、モバイル用サイトがキャリア間で別々なサイトを作る必要がないからでしょう。
だから、モバイルサイトが充実したアメリカではブラウジングもすいすい。オリンピック情報がまさにリアルタイムで手に入ります。
日本はというと、モバイルサイトのほとんどがiPhoneでは閲覧できないのです。

auとドコモの存在がこの面での広がりを止めてしまっています。

こうしてみると、日本ではやっぱり規制が多すぎて新しいビジネスが育つのは難しいのを実感します。
その垣根を取り払うはずのiPhoneが、規制にがんじがらめにあっていていいのでしょうか。

2008/08/10

さあ、実験スタート!

iPhone用の月額利用料金が改訂になりました。

具体的に言うなら、これまで5985だったパケットのミニマム金額が、1575円まで引き下げられたのです。
ということで、月額の支払い金額はこれまでの
 300
+980
+980
+5985
計8245

から

 300
+980
+980
+1575
計3835

になるのです。
なんとか1575円にパケット料金を抑えることによって可能になります。

3835というと、なんとなんと以前の携帯電話(ソフトバンク905SH)をブループランSで使うのとほぼ同等の金額です。
以前夢だった金額がついに現実のものになります。
ただし、あいふぉなーとなってからの生活にパケット定額が欠かせないものになってしまった今、どうしたらそこまで落とすことができるのか。大問題になっているといえるでしょう。

そこで実験をスタートしました。
無線が使える場所では、3G通信モードをoffにしてしまうのです。
iPhoneのすばらしいところの一つとして、3Gをoffにしても禿メールを読むことができるのです。
通常の携帯電話ではそうはいきません。
3GをOFFにしたらほとんど通信系らしいサービスも同時にすべて停止になってしまいます。

つまりはSIMカードを抜いた状態と同じことが言えるわけです。

ただし、できなくなることがたくさんあります。
まず「通話」
つまり、おれにとって無線のエリアに入ったとたん、携帯電話機ではなくなり、インターネットマシンになってしまうのです。
その旨みんなに伝えないといけないでしょう。
または、メールでの連絡を徹底する必要があります。

その2。
メールの「プッシュ機能」がなくなります。
プッシュ機能というというのは、メールがきたら
「メールがきたよ!」
と教えてくれることです。
なので今まで通り、しっかりとメールにリアクションするためには10分とか20分に一度のペースでメールチェックをしなくてはいけません。

その3。
SMSもできなくなります。

それでもなんとなく対策を考えればできなくはないような気がしますがどうでしょう。
ただ、情報に接するという意味ではどうだろうなーという疑問は拭えません。

禿社長がいみじくも言ってました。
「iPhoneを使っている人とそうではない人とで、今後生活と思考の速度が変わってくる。iPhoneがいとおしくてならない」

2ちゃんねる風に言うと
「禿同(激しく同感)」。
あ、あの情報が欲しい!と思ったとき、
えーっとPCを開いて、ネットにつなげて...
だの、
よし、では無線スポット探そう

情報なんて、だいたいはなかったらないでいいや、って代物ですから、情報を求める欲求の9割はその中で消失すると思います。
生活と思考の速度。
iPhoneのパケット定額と速度は比例するものなのでしょうか。

2008/08/06

iPhoneバージョンアップ


iPhoneがバージョンアップしました。

OSのバージョンが2.01なので、一応名目上はマイナーチェンジにとどまっているようではありますが、それでも最初だけに期待大です。

いじってみたらびっくり。
確かによくなってます。
特にsafariの動きが歴然。試しに、cgm(コンシューマー/ジェネレイテッド/メディア)、要するにブログとかCMSとか、ページが動的に移り変わっていくスタイルのwebページを8つ同時に開いてみました。
それでも大丈夫。
9個目にしてようやくsafariが落ちました。

これはsafariが落ちたんではなくて、OSというかiPhoneそのものが悲鳴を上げてストップしたようです。
考えてみれば、落ちることが多いと批判されているiPhoneですが、落ちてくれるからこそ、そのあとに待ち構えるフリーズを体験しなくていいというのも事実です。

これがmicrosoftのPocketPCならどうかというと、フリーズの連続。フリーズしている間は何の作業もできなくなります。
落ちる。上等です。

こんな言い方はもしかしたら信者風でしょうか...。

それはそうと、
だそうです。

2990円になったらいいよなー

というわけで、大変おそまきながら家庭にFONを導入することにしました。
こんなに使える場所あるんですから。

2008/08/05

あいふぉなーたち

あいふぉなーになって間もなく1ヶ月。
欲しい人にはだいぶいきわたった感じでしょうか。

ときどき2ちゃんねるをのぞきに行きます。
以前は
「どうしたら手に入るか」
「買おうか買うまいか」
が一番の話題だったのですが、最近では

「どんなケースを買うか?」
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/iPhone/1217447518/
http://www.pawasapo.co.jp/products/iphone/ppk71.php
がすごい話題になっています。

みんなケースを使うようです。
おれもさがしてみようと思います。

ですが、町中でiPhoneやiPod touchをケース入りで持ってるのを見ると、どうしても納得できるものはありません。
まず、美観を損ねるシリコンケース。

iPhoneを手に入れるのにあんなにわくわくしたのは、iPhone本体の美しさがあってこそではないでしょうか。
その美しさをいつまでもケースで保つこと。
美しさをいつも見ていること。

書いているとどうでもいいことのようですが、おれは明らかに常に見ていたいと思っています。
使う時こそ、本体を目にしたい。

そしたら...
液晶保護シートでうならせてくれたパワーサポートからついに発売になったのです。
それが
↓  ↓

まだ黒が出てないようですが、黒にするか透明にするか。
非常に迷うところです。



2008/08/04

ヴィジョンを持って

仕事でいろんな不満があります。

たとえば収入面の不満。
たとえば仕事のやり方の不満。

不満があることを愚痴ったらアドバイスを受けました。
「じゃあ、収入が増えたら不満はないのか」
うーん。と考えてしまいました。
実際どうなんだろう。

なるほどなるほど。
不満が解消したらその先どうしようか、という見通しがあってはじめてグチがグチでなくなるということなんですね。
例えば、欲しいものがある。お金があれば手に入る。
だから収入が増えればいい。収入を増やすために給料を上げてもらう。または別の仕事を探す。

うん! わかりやすい。

ことを単純化してみてはじめて見えるものがあります。
それをヴィジョンと呼ぶのでしょう。

たとえばiPhoneでプリズンブレイクしよう。
で、jail Breakしたあとで何をしたらいいのか。
それが見えなかったらやる意味はない。

もしかしたら、勇気の問題ではなくてヴィジョンの問題だったのか。

うーん。日々、自分の視界が狭いのに気づく毎日ですね。