2007/07/05

Joomla! 驚きの追加機能

Joomla!がいかに使いやすいツールか、について、さらに突っ込んだところを。
なんといっても「Extension」と呼ばれる、追加プログラムの優秀さ。

まず基本となるのは
1.Plugin
 馴染み深い言葉です。
 Windows Mediaプレイヤーとか、Adobe Flash プレイヤーというのをインターネットエクスプローラー上で見たいと思ったら、小さなプログラムをOSに直接ではなく、各アプリケーション(インターネットエクスプローラーやMicrosoftオフィスといったもの)上にインストールする必要があります。
 それをプラグインと呼びます。
 Joomla!でもまったく同じことです。
 そのちっちゃなソフトが入っていることは、見ている人にも、実際にJoomla!を使っている人からもまったく意識せずに、そのアプリケーションを使っているのです。
 たとえば、Joomla!上で動画を見たいといった場合などにおいては、Pluginの形でメディアプレイヤーをインストールしておきます。
 これにより、見る側・見せる側とも、新しいファイルを見たり見せたりする前に、Joomla!を改造する必要なく、ヴァージョンアップできます。
 しかも、ボタン一つでインストール可能。

2.Components
 コンポーネントは、見せるための小さなプログラム。
 HTMLもPHPスクリプトも、JavaScriptも、みんな一まとめになって組み込まれています。
 たとえば、Flicrなみのスライドショー式、静止画共有サイトを作ろうと思ったら、スライドショー機能つきのギャラリーコンポーネンツをインストールするだけです。
 これだけで、写真をアップロードするためのプログラム、表示させるためのスクリプトとHTMLソース、そのすべてがあっという間に完成してしまうのです。
 この簡単さは、はっきり言って感動ものです。

3.Module
 コンポーネンツに含まれている場合もありますが、コンポーネンツとプラグインで使えるようになった機能を、より便利な形で見せるために使います。
 たとえば、上記のギャラリーコンポーネンツのうち、ここ1週間以内にアップロードされたものだけを、スライドショーにしてトップページ上に表示したいと思ったら、last update filesというモジュールをインストールするだけです。
 あとは、元々Joomla!にインストールされている管理機能から、そのモジュールをどこに表示させるかを考えればいいだけです。

こういったwebsiteを、たとえば人に作ってもらったらいくらすると思います?
シンプルな答えは「言い値」です。
誠実な答えは「プログラマーの単価×就労時間」です。
どっちにしても、大抵は1000万円近くかかるでしょう。

1000万円分の仕事を無料で、おれの愛するJoomla!の魅力はなんといってもそこです。

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