報復ふたたび (ヴィレッジブックス) (文庫)
ジリアン ホフマン (著), Jilliane Hoffman (原著), 吉田 利子 (翻訳)
殺人シーンのあまりのむごたらしさに、通勤電車の窓から外の景色を見たくなります。
こういうシーンが好きな人というのはいるのでしょうか。
架空の登場人物たちでさえも、死体を見ては胃に不快感をおぼえたり、実際に吐いたりしているのです。
おれも実際のところ、ここまでひどくなってしまうと読んでいるだけで気持ちが悪くなってしまいます。
でも、そんな不快感を乗り越えて読破させようとするパワーがストーリーにあります。
だから必死に読み続けるのです。
じゃあ、そのシーンがなくて、ふつうの殺人だけでストーリーを組み立てたらどうだったのでしょう。
あらゆる小説について言えることかもしれないけど、同じストーリーを作ることはできないんだろうなあ。
ってことは、同じパワーを感じることはないということかな。
2007/07/25
【きょうの読破】報復ふたたび
ラベル: 今日の読破【アメリカ小説】
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