2007/07/24

【きょうの読破】シャチのシャムー、人づきあいを教える

シャチのシャムー、人づきあいを教える―ポジティブな人間関係の驚くべきパワー (単行本)
ケン ブランチャード (著), チャック トンプキンズ (著), サド ラシナック (著), ジム バラード (著), Ken Blanchard (原著), Chack Tompkins (原著), Thad Lacinak (原著), Jim Ballard (原著), 羽賀 芳秋 (翻訳)

ビジネスにおける人間関係、マネージメントの基本をシャチに教わってしまおうという本です。

それひとつとっても突拍子もないことに感じられますが、そういうこころがけ、謙虚に人と接することが一番の中心になっているように思えてなりません。
人がよくやってくれているかどうかを判断するとき、人間ってどうしても批判的な目で判断してしまいがちです。
どうしてかというと、自分と同じようにほかの人たちも一生懸命に、必死にがんばっているということを忘れてしまうからです。

一歩立ち止まって、この人がさぼっているだろうか、失敗をしてしまったのだろうか、それともいい仕事をしているけど、少し方向が違うだけだろうか。

謙虚に、その人と触れ合おうと思うだけで、
「welldone!」(よくやったよ)
という声をかけてあげたくなりませんか。

前回の「熱狂する社員」にもありましたが、組織を強くするには人の力が最重要です。
そして、人の力を引き出したいと思ったら、「公平感」「達成感」「連帯感」だけを向上することです。
そのどれについても、小さなことだと考えず、ほかの人の仕事を
Welldone!
と言ってあげる謙虚さとやさしさのフィードが大切だと実感します。

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