2007/09/27

ストーリー以外のストーリー

インターネットで、いろいろな情報が飛び交うようになると、知らなくてもいいようなことも耳に入ってきてしまいます。

アメリカのドラマについての情報でさえも例外ではなく、デマとか、未確認の情報まで含めるとかなりの情報量になってしまいます。
それをどのように取捨選択しながら、正しくて自分のためになるかを考えながら、楽しみの足しになるよう利用していきたいものです。
インターネットにかかわらず、情報というのはすべてそうかもしれませんが。

たとえば、「LOST」については、情報によると制作会社はテレビ局のCBSとの間で「シーズン6」まで契約を交わしているそうです。
ということであれば、あれほど夢中になったシーズン1、シーズン2も、起承転結の起と承の一部分でしかないことになります。これからさらに、シーズン6に向って、いったいどのように話を広げ、ストーリーを展開させていくのか。とても気になるところです。
シーズンごとの最終回について、本来ならばこれがすべて明らかになるのか、といったらそうではない。

これほど情報が氾濫する前であれば、最終回といえばいままでの謎がすべて明らかになるのではないか、と考えながらみていくのが普通でしたが、今ではシーズン2放映間もなく、シーズン3についての
「○○が降板決定!」
などといった記事がネットをにぎわしているのです。

おれが毎朝通勤のパートナーとして見ているCharmedも、これから見る人のためにだれとは言いませんが、シーズン1の最後に驚くようなことが起こります。
これが日本のドラマ(といっても、太陽にほえろ!ぐらいしか知りませんが)であれば、2週ほど前から予兆を感じさせ、何かあると小さなほのめかしがあって、ようやく殉職、という流れですが、ひどくあっさりと決定的瞬間を迎えてしまうのです。
え、なんで?
そんなシーンも珍しくありません。

でも、ネットでふだんいろいろな情報に触れていると、
「ああ、きっとその間に別のドラマや映画からオファーがあったんだな」
とか
「ギャラが折り合わなかったか…」
といった類推ができます。

ド ラマ上では主要人物の生死にかかわる問題が、いともあっさり片付けられるのは、そういうアンダーグラウンドで行われている契約問題だったりするとしたら、 しかも本来なかったはずの脚本に無理やり書き込んでいるとしたら(当然その先のシーンを撮影してしまっているということもあるでしょう。アメリカだか ら)、当然
え?
で終わるシーンもうなづけます。

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