2007/09/12

yah...This is the longest day of

気が抜けたような気がします。

というのは、アニメ「ベルサイユのばら」が最終回を迎え、ついに終わってしまったのです。
最後の8話(本放送のペースだれば、ほぼ2ヶ月間)は、フランス革命のスタート(なんとか牢獄の暴動)の前夜から当日までのエピソードがずっと続いていました。
今でいえば、たった1日の出来事を半日かけるアメリカのドラマのような、壮大なスケールの2日間です。

オスカルが
「This is ... the longest two days of my life...」
と言うシーンはありませんでしたが、歴史上屈指の2日間であるのは言うまでもないでしょう。

とにかくすごいドラマでした。
日本アニメが世界に誇る金字塔と言っていいでしょう。
オスカルとアンドレの屈折した、けれど壮絶な愛。
マリー・アントワネットの頑固で、一貫したプライド。
フェルゼン伯のひたむきで、無邪気なハート。

よくもまあ、こんな話を。

ただ、考えてみれば、ハリウッド映画は
「これがアメリカが世界に誇る…」
などとは言わないのですから、アニメといえば日本という方向性は一日も早く実現すべきでしょう。

イギリスとか、フランスとか、ヨーロッパの映画先進国が、映画を宣伝するのに
「まるで日本アニメのような…」
だとか
「ついに日本のアニメを超えた!」
といったうたい文句が使われるようになってほしいものです。

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