2007/09/26

【きょうの読破】シックスシグマ

シックスシグマ (単行本)
シビル チョウドリ (著), Subir Chowdhury (原著), 丸山 聡美 (翻訳)




シックスシグマは、GEのジャック・ウエルチが
「GE始まって以来、最も意義のあるプロジェクトだ」
と言い放って、それを成功させることでGEに伝説的な成果を残した理論です。

簡単にいえば、顧客の希望を最優先した品質管理マネジメントシステムを行うというものです。
そして、より合理的に、よりミスの少ないプロセスを作ることが、最終的にコスト削減、売上アップ、そして当然のことながら期待しうる最大の利益を生むという考えになります。

ただ、理論そのものは決してそんな単純なものではなく、かなり大変な作業を必要とすることになります。
この本ではそんな難解な理論を、現場の例をあげながらとてもわかりやすく、頭に入りやすい形で表現してくれるのです。

ただし、おれはこういう本でもストーリーを追ってしまうところがあるので、この種のほかの本に比べてもう少し人物のその後というか、何らかのハッピーエンドがあればうれしいなあと思いました。

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