ブランドロイヤルティ―世界トップ100ブランド成功の秘訣 (単行本)
マット・ヘイグ (著), 和田 敏彦 (翻訳)
ブランドの大切さはわかります。
ビジネス本として読むには、1ブランドに一つずつやりかたがあるので、掲載されているブランドの数だけ方法が見つかります。
自分のやろうとしている会社の方向をどこに向ければいいのか。
選ぶのは読む人それぞれに任されているということでしょう。
細かいことは書いてありません。
何を目的に起業したのか。そして、どんな哲学を持ってその商品を育ててきたのか。
どうやって、そのブランドが確立し、認知されたのか。
ブランドごとにまとめられています。
日本企業も登場します。
トヨタ、ソニー、ヤマハ、サンリオ。
特に感銘を受けたのはヤマハです。
利益はひとつの業種に絞って追求すべきものだとは、どんなビジネス本に書いてあります。
でも、ヤマハは業種はひとつではありません。そのすべてが世界に通用するレベルにあり、そのすべてに「ファン」がいます。
ほかに連なっているブランドと比較して、いかにヤマハが異様な会社かわかります。
ヤマハの商品は、ルータでもなければバイクでもない。もちろん楽器でもありません。
「技術力」なのです。
資源も土地もない。そんな中で世界に通用する企業を生んだのはこういう姿勢だったんですね。
2007/09/03
【きょうの読破】ランドロイヤルティ―世界トップ100ブランド成功の秘訣
ラベル: 今日の読破【マーケティング】
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