2007/09/08

【きょうの読破】ねこでもわかる数学―“ペンローズ”の不思議な冒険

ねこでもわかる数学―“ペンローズ”の不思議な冒険 (単行本)
テオニ パパス (著), Theoni Pappas (原著), Peter Frankl (原著), ピーター フランクル (著)




FOXテレビで放映中の「numbers天才数学者」からはじまり、最近は数学ずいているおれですが、今回読んだのもそんな本です。

「ねこでもわかる」とはいえますが、いくらなんでもこんなねこはいないでしょう。
数学者が飼い主というペンローズが、飼い主のいないスキに、数学者が研究中のメモや資料を読んでしまうんです。
そして、なぜか数学者が考えている課題を勝手に解いてしまいます。

「ねこでもわかる」ということで、ごく基本的な数学の考えを教えてくれるのですが、逆にそれが「ちっ、ペンローズでもできるのになんでわからないんだ!」となってしまう可能性もあります。

もっと、実際の社会に使われる法則の考えなどがあれば、真剣に読む気にになったのですが、「数学はこんなに身近なものとして考えられるよ」というのがテーマでした。

数学を数学として学ぶために、とっつきやすい第一歩がほしいという人には◎。
現実に数学をあてはめて考えたいという人には×。

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