2009/12/17

Everybody

A超微増。
B微増。
C超微増。

そんなわけで、ほとんど動き無しです。
今読んでいる本(明かすと中身を言うことになってしまうので言いません)もそうなのですが、ある種ディザスターものです。
ディザスタームービーなどでもそうなのですが、アメリカ人が考えるストーリーというのは大抵主人公を中心としたいいヤツグループと、それに敵対したり意地悪するやなヤツグループがいて、両方のグループが一緒にモンスターやエイリアン、それから天変地異といった大変な目に巻き込まれます。

で、最初にいいヤツの中で一人か二人殺され、
「これは恐ろしい敵だ」
と思わされ、ストーリーが佳境に入ると敵が迫ってきます。
ピンチになって、やっぱり一人二人殺されますが、大体ぎりぎりで死んでしまうのはやなヤツグループです。

不思議なものでいいヤツグループがピンチになると、モンスターがすごく嫌いなのに、やなヤツグループがピンチになると心のどこかでモンスターを応援する気持ちになります。

人間としては
いいやつ > やなヤツ > モンスター
が正しいのでしょうが、どうしても
いいヤツ > モンスター > やなヤツ
になってしまう自分を褒める気持ちにはなれません。

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