2008/07/28

ジーパンはげを巡る3強

よく知られている話ですが、1995年以降の世界を根底から覆した3つの企業、Apple、Microsoft、そしてGoogleは、その最高経営責任者がみんな1955年生まれの同い年なのです。世界の覇権を争い続ける3人の男たち。それぞれにアプローチ方法が違えば、それぞに影響力も違っています。w-zero3が壊れてしまって(ビルゲイツさようなら)、iPhoneを買いました(スティーヴ・ジョブスこんにちは)。

そしたら、メールを横画面で入力できないことに腹を立てていました(ビルゲイツノスタルジー)。

で、あたふたしてたら、GoogleがiPhone用のサイトを立ち上げました。
で、なんとなんと、Gmailからなら当然のことながら横画面でメール入力ができるのです。
もちろん、Gmailの優れたところというと、マルチアカウントでメールを送信できることです。専用メーラーではよくあることですが、webメールとして抜群の機能です。

だから、今ではiPhoneからメールを送るのに右手の人差し指に頼る必要はありません。両手で構えて親指ブラインドタッチが可能になりました(さすがミスターエリックシュミット)。

こんなとこにも、ユーザーに対する姿勢が3巨人(なのか企業カラーなのかは知りませんが)で対照的な気がします。

なんでも自分が思う通りのものを出していけば、客はそれに不満を持つわけがないと考えるジーパンはげ。
コンピュータで成功したことは、他でもあらゆるものに応用がきくと考えて、数年のアドバンテージがありながら、あっさり携帯業界のシェアをジーパンはげに奪われてしまったびるげいつ。
デバイス、ハードウエアの開発は人にまかせて、そこに最先端のサービスを乗せていくミスターエリックシュミット。

3強の戦いは、今後も続いていくはずですが、ユーザの感情に即反応という強みは断然Googleのような気がします。

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