2007/05/18

プロジェクトと営業とコスト


ブロードバンドマンションと、ブロードバンド対応マンション。サービス提供者、サービスを受ける人たちにとって、全戸加入/料金無料(原則として)と任意加入/料金発生の違いはあるものの、そのバックグラウンドで利用されるテクノロジーはまったく同じものになります。


大体において、システムは以下の3つに分けることができます。

1.ethernet方式

LANタイプとも呼ばれ、光回線やADSL回線をマンションの共有設備まで引き込み、そこからはLANケーブルで格部屋まで回線を持っていくというパターンです。
比較的簡単に接続することができるので(社内LANを構築した担当者であれば、単純に「NETが使える」というところまでならだれでも設定可能)、理想はこのパターンです。


ただし、問題はLANケーブルが通信のデフォルトでなかったせいか、 設計段階から想定しておかないとあとで施設しようとすると結構高い工事費用が発生してしまいます。

2.wi-fi方式

ご存知無線LAN。

おおがかりな工事必要ありませんが、実際に全室計測してみないと、電波がどこまで届くのかわからない。 しかも、あまりにもNETに通じてない利用者が設定するのは大変です。


3.VDSL方式

結局落ち着くのはここです。

既存の電話線をそのまま利用することができるので、おおがかかりな工事が必要なく、ブロードバンド対応ではなく、ブロードバンドマンションであれば、ケーブルを挿してすぐNETという環境を作ればいいので、設定も大きな障害にはなりません。


問題は、各部屋に導入する際の宅内VDSL装置。ブロードバンドルータほどの普及率ではないので、まだまだ価格が高く、導入と同時に全戸に配布となるとかなりの高額になってきます。


おれたち株式会社UME、オーナー、管理不動産会社ともにブロードバンドマンションを実現したいと思いは一つでも、初期費用という点で話が合わなくなる。あらゆるビジネスに共通する悩みですが、それを克服していかないとプロジェクトは実現しません。


きょうの読破


デスパレートな妻たち
シーズン1 DVD Complete Box

出演: マーク・チェリー

価格: ¥ 16,420 (税込)


タイトルから見て、主婦向けのホームドラマかと思ったら、これがとんでもない間違いでした。

コメディ、スリラー、ミステリー、ホームドラマ、恋愛ストーリー、アクション。

そんな要素が3分ぐらいのスケールでめまぐるしく変わってきます。 まるでローラーコースターのような激しさは、「24」とか「LOST」を上回るレベルです。

1本見るごとにジョギングをしたような疲れ。

これぞアメリカのテレビなんですね。

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