2009/07/12

名人芸!「死刑判決」(スコット・トゥロー)

一通りjailbreakも落ち着いたので、あいた時間や移動時間を利用して本を読むようになってきました。
基本はミステリーです。
ミステリーといっても、スティーヴン・キングからシャーロック・ホームズまでジャンルはあまりにも広い(音楽でいうPOPですか)ので、さらに細分化しないとどんな本を読んでいるのか、というのは伝わりづらいですが、おれの場合まさに「ミステリー」です。
ミステリーというミステリーは全部読みます。

ただ、ひとつ大事なジャンル分けがあります。
ジャンル名は「読み出したらとまらない」ミステリー。
これはおれ独自のジャンルなので、アマゾンでも、7アンドiでも、おそらくはボーダーズでも、そういうジャンル分けがないのが残念です。
というわけで、そのジャンルの本を探すべく、手作業で探します。

たどり着いたのがこの本でした。
以前、推定無罪(ハリソン・フォードでおなじみ)から結構読んでましたが、法廷ミステリーは細かな描写が多くて、もっと激しいストーリーを好む時代を経ているので、数年ぶりに読んでみました。


そしたらそしたら、読み出したらとまらないストーリーとともに、人間の内面描写がなんとも深い。
よくジョン・グリシャムと並び称されがちですが、byおれジャンルではまったく別の扱いをすべきだと言ってます。
いやー、なんとも圧倒されました。

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