参考としたサイトは
http://rewse.jp/fukugan/article.php?id=839
というわけで、予告通り、誰も知りたくない「Hobbit」のインストール。
Hobbitを動作させるため、まずは「Hobbitサーバーのインストール」します。
おれが使っているOSは、Linux会の伏竜、いつもジャーナリズムでは「次はヤツの時代だ」と言われながら、結局日本ではついにブレイクしなかったSuSE Linux。
Hobbitが必要なソフトウェアは以下の通り。
- fping
- httpdなどのWebサーバー
- openldap-devel
- openssl-devel
- pcre-devel
- rrdtool-devel
全部、SuSEの「YaST」からインストール可能ですので、それを利用します。
何か、必要なアプリケーションが足りないといった表記も出てくる場合があるでしょうが、必要だというパッケージは全部入れないと前に進めないのがYaSTです。
言われるがままにすすめてください。Hobbitのインストールは、Hobbitユーザを作るところから。
# useradd -c 'Hobbit Administrator' hobbit
# passwd hobbit
Changing password for user hobbit.
New UNIX password:
Retype new UNIX password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.
と思ったら、肝心のHobbitにはrpmがありません。
仕方がない、楽をするのはあきらめて、sourceforge.jpから、ダウンロードしてきましょう。
単純にhobbitユーザに代わって、hobbitユーザ用ディレクトリに展開、そうすれば必要なファイルは全部揃います。
あー簡単。
# tar zxf hobbit-4.2.0.tar.gz
# cd hobbit-4.2.0 # ./configure
fpingを利用するか聞かれるので元気よく「はい」とYを入力。
質問がセキュリティに関するものであれば、すべてYESにして進もう。YESにしたからといって、さほど面倒なことはないし、だったらセキュリティがからむオプションはつけておいたほうが得。YESで答えられないのが、Hobbitのインストール先。
/home/hobbitこそがデフォルトなので、Y(es)もいらずにENTER。
Where do you want the Hobbit installation [/home/hobbit] ?
ブラウザで表示するための設定。おれが、みんなが愛用するApacheの設定を変えていくのだが、デフォルトのまま進めて問題ないでしょう。
Apacheの実行グループ名を指定する。SuSEはwwwrun。
IPアドレス。デフォルトは127.0.0.1らしいけど、それを入れたらそのマシンからしか見えなくなってしまいます。
なので、プライベートIPアドレス(おれは192.168.1.125)にしました。
さ、あとはお決まりのシェル手順。
suになって
make
make install
よし、無事インストール完了。起動するには、Hobbitユーザになって、Hobbitでログイン。
$ su - hobbit
$cd server
$./hobbit.sh
これで起動しました。
http://192.168.1.125/hobbit/
にアクセスしてみると、しっかりと監視しているのがわかります。
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