2007/11/04

マンション向けインターネット

マンションの全戸加入型インターネットを推進してきましたが、すでに稼働しているマンションから、時々つながらないという声が上がります。

たいていの場合はルータの再起動で復旧するのですが、そんな単純作業ですら、エリアが全国に散らばっていったら大変なことです。
そうならないようにしていく手段はいくつか考えています。
自動のスクリプトをルータに送って、定期的に再起動させようとか、それだとセキュリティ上に問題があるなら、それを手動でやっていくプロセスを社内で作ろうとか。

ただ、社内でプロセスを作ろうと思った時、頼りになるのが自分だけというのは大きな大きな問題点です。
まずは自分である程度安定するところまでは持っていき、そこからじょじょに全体に浸透させていく。得意な人は得意でしょうが、そういったやり方、おれにはすごくエネルギーを要します。

最初の段階は、どんな不得意なことであっても、おれが全部一人でやらなくてはならない。
結局グチになってしまいますが、そういったことを進めて最後まで突き詰めた結果、いったい何が残るか、です。
利益を上げて、成功するのは当然の目標です。
ですが、そうなった形はどんなものでしょうか。

たとえばNOVAの社長。
批判を浴びてはいますが、それが究極の目標だったとしたらどうでしょうか。
やっぱり賞賛されるべきではないでしょうか。
社長だから批判されるだけで、小市民が「こうなりたい」と思う姿が、NOVAの社長と同じというケースは結構あると思いませんか?
キャバクラで派手に遊ぶ人を見て、うらやましいと思う。
そんな人間はいっぱいいます。
少なくとも、おれの会社のほかの取締役2人はそうです。

ビジネスは自力でやらない限り、ゴールの姿が見えてきません。
目いっぱい、手がけた先に、自分の望む未来がないと、なんか楽しくないですよね。

ふと思うと、今じゃない環境ばっかり考えている自分がいます。
でも、いまやっていることは必ず先の自分に役立つはずです。

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